絵解き曼荼羅 一、お釈迦さま説法の場
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インドにギシャク山という山がありました。その山はちようど鷲の頭のような格好なので霊鷲山ともいいます。そこでは、お釈迦さまが、たくさんのお弟子さまたちのために常にお説法をされていました。
当麻まんだらのもとになっている『観無量寿経』は、最初にこのお釈迦さまの説法のようすで始まります。しかしまんだらでは、この山はお釈迦さまの尊い浄土であるので、一番下には置かずに、アジャセの悪事を見下ろすように描かれています。
またこれは、お釈迦さまが王舎城での説法を終えて、ギシャク山に帰られた後の様子でもあります。弟子の阿難さまが、お城での説法を再びお弟子さまたちに説かれているところです。
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