絵解き曼荼羅 四、極楽の宮殿その一
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極楽浄土には美しく荘厳された宮殿が建ちならびます。この宮殿は、私たちを迎えるために美しく飾られています。
「浄土三部経」のいずれもが「荘厳浄土」の宮殿を説いています。私たちは、いずれこの宮殿に菩薩として迎えられるのです。
宮殿の一階には仏さまがおられ、その回りを菩薩さまが取り囲んでいます。二階には、二人の天女がいます。天女は、人々が利益されることを慶んでいます。
橋にも供物を捧げ持った菩薩さまが歩いておられ、いつも色とりどりの花で阿弥陀さまを供養しています。
また、極楽の人たちは、他の仏さまの国へ飛んで行き、たくさんの仏さまを供養します。そして心のおもむくまま、いつでも本国に還ってくることができます。このようにして、仏さまや菩薩さまは、この世の私たちのもとにも自由自在に来て下さいます。
私たちが手を合わせるとき、いつも仏さまやご先祖さまが身近に感じられるのは、このような理由があるのです。
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